G襲来
気温も連日高くなって、いよいよ夏本番です。道の外れには草木が生い茂り、生命力に満ち溢れています。
エネルギッシュなのは植物だけではありません。生き物もそうです。具体的に言えば虫です。そして虫の中でも アレ が活発になるシーズンです。 ゴキブリ です。
先日、ビデオゲームをしていたら、視界の端で何かがボトッと天井から落ちたのが見えました。天井には何も吊っていないので、その瞬間に虫だろうということが推測されました。最初は大きめの蛾でも墜落したのかなと思いました(それもそれでイヤですけど)。ゲームを中断して、それが落ちたあたりを覗いてみると、親指大くらいのゴキブリでした。(これを書くにあたって、あのゴキブリの種類はなんだろうかと調べようと思いましたが、ゴキブリの写真をじっくり見る羽目になりそうなのでやめておきます)
あっゴキブリ、と思った瞬間にすぐ殺虫剤に手を伸ばしますが、タイミングの悪いことにその時はたまたまその部屋にはなく、少し離れたところに置いていました。嫌な予感がしながらも殺虫剤を取りに行き戻ると、やはりゴキブリはもうその場所にはいませんでした。
ゴキブリを見失うのは最悪なパターンです。同じ部屋のどこかにアレが潜んでいると思いながらゲームをするなんて気が気ではない。ゲームは中断して、殺虫剤を片手にサーチアンドデストロイモードになります。
15分程度あちこちを探して、ようやく物陰でじっとしているゴキブリを発見しました。慎重に狙いを定め、殺虫剤を噴射します。殺虫剤を浴びたゴキブリはすぐにダウン……することはなく、そのまま一目散に奥へと逃げ込みます。混乱したようにまた表に出てきたところを追撃噴射。でもやっぱりダウンすることなく走り回りますが、しばらくしてようやくジタバタしながらもひっくり返しました。ふぅ。あとは静かになるのを待つだけ……。
10分は経過したでしょうか。ゴキブリは、まだジタバタ動いています。さすがにジタ……バタ……くらいですが、まだ動いてます。なんという生命力。
さすがに動いている間はゴミ箱に入れたくない。そこで、さらに殺虫剤をかけようと思いましたが、ここまで結構かけてるのにこの程度の効果なので、もっとダイレクトに当てないといけないと考え、即席の ゴキブリ絶対×す装置 を作りました。
なんのことはない。プラスチックコップの底を切っただけです。でも、この上から殺虫剤をかければ拡散範囲が広がることなくダイレクトに当たりますし、さらに普通の底のあるプラスチックコップを上からかぶせれば、殺虫剤をコップ内に閉じ込めて濃度を保つことができます。
ゴキブリ絶対×す装置を使ってようやくゴキブリが静かになり、処理することができました。めでたしめでたし。
で、すべてが終わったころには既に40分が経過していました。現れただけで人間から40分もの時間を奪う虫、おそろしすぎる。
今回使った殺虫剤はだいぶ昔に買ったものだったので、もしかすると最近の殺虫剤はもっと即効性があったりするのかもですが、どちらにしてもヤツを探して噴射するというフェーズは発生するでしょう。戦いは避けられない!
まだ夏は始まったばかり。虫とのバトルも始まったばかりですが、がんばって勝利していきましょう。