デレマスのxRライブを観た
2025年11月29日と30日に幕張メッセで開催されたデレマスのライブ「CINDERELLA GIRLS fes. Once Upon a St@rs」を鑑賞しました。現地参加ではなく配信です。
今回のライブはデレマスでは初となる xRライブ でした。私が前回鑑賞した 10thライブ は各アイドルの声優さんが出演されていましたが、xRライブはアイドル”本人”が出演します。つまり、島村卯月役として大橋彩香さんが出演するのではなくて、島村卯月ちゃんがそのまま出てきます。すごい時代だ。
仕掛けとしては、ライブ会場のステージのスクリーンに”3Dで描画されたステージ”を映し出して流すというもの。そのままだと単に映像を流しているだけですが、ライブ会場側も照明やレーザーで演出して、その演出と3D映像を同期させることで実在感を増しています。具体的に言えば、アイドルを照らす光の色をライブ会場側の照明と合わせるなど。芸コマですね。
さて、そんなxRライブですが、端的に言えば 最高でした。 そうそうこれこれ! これが見たかったの! って感じです。アイドルがアイドルとして出てくるのがとてもうれしい。
実は、今回のライブと似た試みをデレマスでは既にやっています。2024年にYouTubeで公開されていた Stage for Cinderella Celebration Night です。Stage for~では実在のステージにアイドルを登場させていたという違いはありますが、アイドルがアイドルとして出演していたという点では同じです。当時の雑記の中でも書いていますが、“キャラクターがそのまま出てくるコンテンツ”が好きなんですね。今回は実際のライブとしてそれが実現したというわけです。
今回のライブは配信参加だったのですが、なんとスクリーンショットOKということでたくさん撮りました。そんなわけでいくつか載せていきます。
先ほど書いた通り、今回のxRライブはライブ会場のステージのスクリーンに映像を映し出すというスタイルだったため、会場のスクリーンには”ステージを正面から見た映像”が映ることになります。仮にスクリーンに”別の角度から見たステージ”が映ってしまうと、現実のステージと映像のステージの同期が崩れてしまい、その瞬間に「あぁ、これはただの映像なんだ」と素に戻ってしまいます。
なので、会場で映し出される”ステージ”は正面からの固定視点になるという制約があるのですが、配信は違いました。配信ではスクリーンショットのように奥行きのあるステージ映像が楽しめました。奥行きがあるだけで実在感が違いますね。
奥行きのあるステージが現実のライブ会場と違和感なく合成されているのもすごいです。さらにはステージ側から観客席を映すショットもあったりして、「そんなこともできるんだ?!」と驚くばかりでした。
さて、ライブの内容はソロ曲ありユニット曲あり、コール曲あり静かなバラード曲あり、懐かしい曲もあり新しい曲もありでバランスよかったと思います。
各公演で1曲ずつ披露された新曲もよかったですね。特に幸子ちゃんとしゅがーはぁとの「 もしも「カワイイ」が世界からなくなっても」と、BRIGHT:LIGHTSの「恒久のユニバース」は、2回披露されたこともあってよく印象に残っています。もしも~はコールもわかりやすくて助かります。とりあえず”カワイイ”と”とっきゅーのぞみ”を覚えておけばいいでしょう。とっきゅーのぞみって何?
アイドルの皆さんのパフォーマンスも素晴らしかったです。とにかくよく動く。その割に破綻もなかったのはさすがです。
杏ちゃんのダンスが他のメンバーに比べて大人しかったり、未央ちゃんは所々でジャンプを取り入れて元気いっぱいだったりと、アイドルごとに個性が見られたのはよかったです。ウサミンが歌った後バテてたりするのも細かい。
今回のライブで登場したアイドル達の3Dモデルはデレステのものとは異なりますが、特に違和感なかったです。違和感なかったどころか、なんかさらに可愛くなってない? ってアイドルも結構いました。特に宮本フレデリカちゃんと森久保乃々ちゃんはクオリティが高かったように思えます。
ライブは全体的に満足でしたが、いくつか不満な点もありました。一番の不満ポイントは、歌唱された曲が 既存の音源 だったことです。
ソロ曲は基本的にゲームバージョン──デレステ内で遊べる曲と同じ長さのショートバージョン──なのですが、長さだけでなく、音源そのものがゲーム内のものと同じでした。こっちはデレステを何百時間もやっているわけですから、ゲームバージョンは聴き慣れすぎているわけです。これはちょっと新鮮さに欠けました。冒頭に紹介したStage for~では、すべての曲が新録かつライブ感のある歌い方になっていたのでとてもよかっただけに残念。もちろんこれはアンケートに書きましたので、次回は期待したいです。
そうそう、今回のライブはアイドルがそのまま出演するライブですので、観客は”プロデューサー”ではなく、あくまで”ファン”という設定でした。なので、アイドル達は観客に向かって「プロデューサーのみなさん」とは言いませんし、もちろん事務員であるちひろさんも出てきません。この辺も声優さんによるライブがメインだったデレマスでは新鮮だったのではないでしょうか?
それを寂しいと思う方もいたかもしれませんが、私はこれでよかったと思います。じゃないと観客が全員プロデューサーということになってしまいますし。(声優さんによるライブにおける”プロデューサー”は、アイドルプロデューサーそのものの意味ではなくて、モバマス・デレステプレイヤーの呼称としての”プロデューサー”であるという認識。“提督”とか”トレーナー”とか”先生”のような)
今回は初のxRライブということで、まだまだ進化の余地はあったと思います。次のxRライブは2026年のCONCEPT xR LIVEが決定していますので、そこではさらなる進化を見せてくれるんじゃないかと期待しています。なんといっても、サポートメンバーとして我らが池袋晶葉ちゃんが出演予定ですから、それはもう期待が高まりますね。
xRライブによって新たな可能性を見せてくれたデレマス。今後ももちろん楽しみではありますが、ただやっぱり言っておきたいのは、 ライブだけで終わらせないでね? ってことです。色々考え方はあるでしょうが、私の中ではゲームあってのデレマスなので、そこは引き続き声をあげていきたいと思います。
アイドルとプロデューサーの成長物語はゲームで、そしてその成果はxRライブでという形がいいんじゃないでしょうか。期待してますよバンナムさん & Cygamesさん!